固定資産税

概要

  • 固定資産税は、毎年1月1日時点で住宅やマンション、土地などの固定資産を所有する人が納付する税金です。
  • 固定資産税は、地方税であり、納付先は住居のある市町村の自治体となります。

固定資産税の算出

  • 固定資産税の税額の算出は、各自治体(市町村)が固定資産の評価をして、固定資産評価額の決定をします。
  • 固定資産評価額に基づき固定資産税額を計算します。
  • 例えば、一戸建ての場合の固定資産税は、土地および建物それぞれの固定資産税額を算出して、合計したものになります。

土地については、一般の固定資産税評価額を70%で割った金額が、あくまで目安ですが、実勢価格(に取引が成立したときの価格)と言われています。

例1)土地の固定資産評価額が2,000万の場合、2,857万(2,000万 / 0.7)が、おおよその実勢価格。

例2)土地の価格が2,000万の場合、1,400万(2,000万 × 0.7)が、おおよその固定資産評価額。

都市計画税

概要

  • 都市計画税とは、都市計画事業や土地区画事業の費用に充てることを目的にした市町村税で、市街化区域内に土地や家屋を持っている人に毎年課される地方税です。
  • 市街化調整区域や非線引き区域に土地や建物を持っている場合には、税金が不要です。
  • 東京23区の場合は、特例として都税になります。
  • 都市計画税の納付については、固定資産税と同じで毎年1月1日時点の税金を納付します。

都市計画税の算出

  • 固定資産税評価額に基づき都市計画税を計算します。