内容

  • 土地を売却する際の、土地の確定測量を行う場合の費用です。
  • 測量には、大きく分けて現況測量と確定測量の2種類あります。
  • 自分の土地と隣地との境界は、民有地、官有地があります。
  • 測量は、一般に土地の広さに応じて費用が高くなります。
  • 測量費用には、消費税が課せられます。

現況測量

  • ブロック塀などの境界をもとに、見たとおりの土地の面積などを測ることを指します。対象の土地のおおよその寸法・面積・高さを測量することができます。

確定測量

  • 土地の隣地の所有者に立ち会ってもらったうえで正確な土地の面積を知るために行う測量です。隣地所有者の同意も得ており、上記の現況測量よりも精度が高いことが特徴です。
  • 一般に売買契約の際には基本的に、確定測量図を用います。

境界

  • 民有地と民有地の境界のことを、省略して民民境界と呼びます。
  • 官有地と民有地の境界のことを、省略して官民境界と呼びます。
  • 以下の例では、自分の土地の境界は、官民境界と民民境界があります。

概算費用の算出方法

  • 概算費用の算出は、以下の通りです。
  • 測量する土地面積の㎡を坪に変換して、単数を切り上げたものを比較する坪数として扱います。
  • 測量用は坪数で費用が変わります。50坪は約165㎡、100坪は約330㎡です。
No測量区分項目土地面積土地測量費用
1現況測量敷地測量(境界立合い無)測量する土地面積 < 50坪20万
50坪≦ 測量する土地面積 < 100坪25万
100坪 ≦ 測量する土地面積 30万
2確定測量敷地測量(民民境界立合い有)測量する土地面積 < 50坪40万
50坪≦ 測量する土地面積 < 100坪50万
100坪 ≦ 測量する土地面積 60万
3道路測量(官民境界立合い有)測量する土地面積 < 50坪35万
50坪≦ 測量する土地面積 < 100坪40万
100坪 ≦ 測量する土地面積45万
4道路+敷地測量(官民+民民境界立合い有)測量する土地面積 < 50坪60万
50坪≦ 測量する土地面積 < 100坪70万
100坪 ≦ 測量する土地面積80万

2023年6月20日更新