内容
- 物件を売ったり、買ったりする場合には、一般に仲介手数料がかかります。
- 宅建業法(宅地建物取引業法)という法律で上限額が定められています。
手数料計算
- 仲介手数料の上限額は、物件価格によって異なります。
- 消費税が課せられます。
No | 項目 | 内容 |
1 | 不動産の売買代金が200万円以下の場合 | [ 物件価格(税抜)×5% ] +消費税(10%). |
2 | 不動産の売買額が200万円超~400万円以下の場合 | [ 物件価格(税抜)×4%+2万円 ]+消費税(10%). |
3 | 不動産の売買額が400万円を超えた場合 | [ 物件価格(税抜)×3%+6万円 ]+消費税(10%). |
- 売却価格応じて仲介手数料の上限を計算すると次のようになります。
売買価格 | 仲介手数料(税込) |
---|---|
100万円 | 55,000円 |
500万円 | 231,000円 |
1,000万円 | 396,000円 |
1,500万円 | 561,000円 |
2,000万円 | 726,000円 |
2,500万円 | 891,000円 |
3,000万円 | 1,056,000円 |
4,000万円 | 1,386,000円 |
5,000万円 | 1,716,000円 |
1億円 | 3,366,000円 |
特例:800万円以下の売主側仲介手数料
- 空家等の売買又は交換の売買における特例は、2024年7月1日に施行されました。
- 最大金額は、既定の仲介手数料に調査費用相当額(人件費も含む)を加算した「330,000円 = 300,000円+消費税(30,000円)」になりました。
- 但し、不動産業者は、売主側または買主側に対しあらかじめ説明を行い、両者間で合意を得る必要があります。
2024年7月1日更新